アルカリ性食品について

健康
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アルカリ性食品って。。。

あまり目にすることなくなってる

じつは、日本では20年以上前に
「酸性食品」とか「アルカリ性食品」といわれる
根拠が否定されてしまったのだとか

で、

そもそも
【アルカリ性食品・酸性食品とは】
その食品を燃やして残った灰を水中に入れて
溶出成分(ミネラルなど)を含む水溶液の
pHを測定することで酸性かアルカリ性かを
判別している

食品そのものを測定して判別していない

おっふw

昔、よく耳にした
「レモンとか酢・梅干しなど」
酸っぱい食品・飲み物がアルカリ性食品と
なっていたのは


そのままだと酸性なのに

食べて、飲んで体内で消化されてしまえば
アルカリ性になってしまう
ということだったんですね。

でも

人間の体は体液をほぼ中性(pH7.4)


厳密には弱アルカリ性

に保つようになっています。

なのでアルカリ性食品を食べようが
酸性食品を食べようが
最終的には弱アルカリ性に調整されてしまう

なのでアルカリ性食品を食べたからといって
健康になるわけではない

というわけで

アルカリ性食品=健康
という概念は駆逐されたということです。

ところが、この
「最終的には弱アルカリ性に調整される」
には続きがあり

人間の血液のpHは
呼吸による炭酸ガスを出し入れすることによる
重炭酸イオンの濃度調節や腎臓による排泄など
によって弱アルカリ性前後に維持されている

んです。

つまり、呼吸もそうですが
「腎臓が一生懸命働いている」んです。

もし、
「酸性食品ばっかり、アルカリ性食品ばっかり」
食べていると調整することができない

または、偏っていると腎臓に負荷がかかってしまう

そんな食生活を繰り返していると

いつかは腎臓がダウンする可能性がある
(当然、個人差はあると思いますが)

なので健康のために「アルカリ性食品」が効果がある
とかいうのはないと思いますが

「酸性食品とアルカリ性食品をバランスよく」
が大切なんだと思います。

「バランスよく」といわれても分かりづらい
という方には、
こちらが参考になるかと思います。

厚労省・農水省共同策定「食事バランスガイド」

厚生労働省と農林水産省が
健康で豊かな食生活の実現を具体的に行動に
結びつけるものとして参考になるよう
食事の望ましい組み合わせとおおよその量を
イラストでわかりやすく示したものです。

これを参考にして、
主食・主菜・副菜を揃えた毎日の食事で
健康づくりに取り組みましょう。